日本の文化・・・「結婚式」   6/19

“夫婦の門出をどんな形にするか”

男女が夫婦になる事を神仏や親族・友人などに誓約する儀式。「結婚」ともいう。
法律のうえでは男女が合意に基づいて婚姻届を区役所に提出すれば婚姻は成立し、結婚式の有無は関係ない。
 然し、婚姻の法的規定が無かった近代以前の日本では、結婚式を挙げることが夫婦として社会的に認知される大事な機会であった。その点は現代でも変わらない。
 日本では、結婚及び結婚式の形態が歴史的に大きく変わった。最も基本的な形は婿入り婚と嫁入り婚である。 婿入り婚は、平安時代の貴族の間で見られた婚姻形態で、男が女のもとに通った末、女とその親の合意を得て女の家で結婚式を挙げ、暫く妻は実家に留まり、夫が妻の家に通うか同居する。
 その後、適当な時期を待って夫の家へ揃って移り住む。この場合の婚礼を「露顕」といい、夫婦の他には女の両親と親族、立会人として友人の貴族が列席するだけで、男の親は列席しない。夫婦は三々九度の代わりに三日夜餅と呼ばれる丸餅を食べた。
 これに対して嫁入り婚は結婚式を婿の家で挙げ、そのまま婿の家で夫婦生活を営む形である。
 平安末期、平氏一族は京の鴨川左岸の六波羅に集住していたが、彼らは火急の出陣の時に妻問い中で有るような事が無い様、嫁入り婚を取り入れていた。嫁入り婚は武家階級を中心に定着し、江戸時代には庶民層にも広がって現代にまで最も一般的な結婚式になっている。
 庶民の場合の嫁入り婚では、通婚は村内婚から村外婚、遠方婚へと広がり、配偶者を仲介する仲人が必要とされるに至った。 その際お互いの家の身分や家格・経済状態が重視され、見合い・結納・結婚式の結婚儀礼にも反映した。
 嫁入り婚の結婚式場は、婿方の家の仏壇の前で行われる仏前結婚式で、先祖霊への挨拶が済んで夫の家の一員になった後、両家の親族や友人らと披露宴となった。
 現在は、結婚式場や神社・境界・ホテルで神前結婚式或いはキリスト教式結婚式を挙げ、付属の会場で披露宴を行うのが一般的である。 結婚式については大量の情報が溢れていて、どの様な形を選び取るかは結婚する当人にとって最初の関門である。
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