大江戸の共生とは

“江戸の庶民生活に学ぶもの”

6月19日
江戸時代の「しぐさ(思草)」と言う言葉、現代流に言うアクションです。この江戸しぐさの「しぐさ」を、漢字にすれば「思草」と書きます。“思”は思案・思慮・思想の意味で、“草”は行為・アクションの事です、“その言い草は何だ”とか言う時の“草”と同じ使い方です。
つまり「思草」とは、その人が培ってきた考え方や思いが、その場その場で咄嗟に表れる「心構え」そのものです。日頃の心構えは、目つき・表情・物の言い方・身のこなし方などに、恐ろしいほど其の儘出て仕舞うものです。
では、前日まで上述したものに準じて江戸庶民の哲学とも言えるアクションを学習しましょう。

『お付き合い・人間関係』

封建時代といわれる江戸時代。しかし、江戸の町衆たちは見知らぬ人も仏の化身と考え、対等な付き合いを心掛けた。
礼儀正しく、しかもプライバシーを侵さず、良い市民生活が定着していた。江戸の町はルールを守ればとても住みよい町だった。現代にも通じる人間関係の達人たちの知恵から学ぶものは多い。

「魚屋しぐさ」/魚屋にとって刃物は必要不可欠な道具です。扱い方を間違えると事故の基になる。稚児には人様のしぐさを見様見真似で覚えろと教えてきている手前、彼らが見ているところでは、魚屋も包丁を使わない様にしていた。
真似をして怪我をしたら困るからです。その意味を汲んで、今日でも結果的に事故に繋がる様な事はしないにこしたことはないと使う。
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