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大江戸の共生とは

“江戸の庶民生活に学ぶもの”

11月14日
江戸時代の「しぐさ(思草)」と言う言葉、現代流に言うアクションです。この江戸しぐさの「しぐさ」を、漢字にすれば「思草」と書きます。“思”は思案・思慮・思想の意味で、“草”は行為・アクションの事です、“その言い草は何だ”とか言う時の“草”と同じ使い方です。
つまり「思草」とは、その人が培ってきた考え方や思いが、その場その場で咄嗟に表れる「心構え」そのものです。日頃の心構えは、目つき・表情・物の言い方・身のこなし方などに、恐ろしいほど其の儘出て仕舞うものです。
では、前日まで上述したものに準じて江戸庶民の哲学とも言えるアクションを学習しましょう。

『言葉づかい』

江戸しぐさはきちんとした言葉づかいから始ります。それも商人としてお客様を相手にするのですから、耳の快い話し言葉でなければいけません。
江戸の寺子屋が“読み、書き、算盤”だけでなく、“見る、聞く、話す”に力を入れたのはこの為で、相手に対する尊敬の念を忘れず、一言一言、気配りのある表現をする事が嗜みであるとされた。

「威張る」/必要以上に偉そうな様子をして見せるのは品が無いとして嫌われた。特に誰から見ても弱者である立場の人に、そうしたしぐさをする事は最下等の事だった。
弱い人をいたわる事、出来るだけへりくだる事が大事とされてきた江戸では軽蔑されても当然でした。
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